参加者の声
過去にプログラムに参加した親子の感想をご紹介します。
当時学校に行くのが辛くて落ち込んでいた5年生の女の子の感想
私は小学生の頃、担任の先生とうまくいかず学校に行きにくくなった時期がありました。
当時は学校に行けない自分にひたすら絶望感を感じており、とても辛かったのを覚えています。

不安改善プログラムに参加したのはその年の夏休み、母からの紹介がきっかけでした。
とても貴重な経験を、改めて振り返ってみると、カウンセラーさんとおもちゃで遊んだこと、みんなで絵しりとりをしたこと、そこでできた友達と遊んだこと…など、楽しかったことが真っ先に思い起こされました。
しんどさを抱えていた自分でも、純粋に楽しんで参加できていたということなのだと思います。

また「自分が抱える課題を客観的に捉えること、解決策は小さな段階を踏んで試してみること」など、教室で教えていただいたことは私の中でいつでも活かせる武器となっています。
Aさん(小学生5年生:当時)
注1:当時は集団教室も行っておりましたが,今回は個別のカウンセリングの募集になります。
子どもが学校に行くのが辛そうで悩んでいたお母さんの感想
娘が小学生の夏、学校へ行くのがとても辛くなったのをきっかけに気分が落ち込むことが多くなり、
悩んでいたところ、この教室を紹介していただいて参加しました。

子どもの不登校や精神的な問題に対して親としてどう対処してやれるのか悩んでいましたが、
不安改善プログラムに通い、不安な気持ちは誰もが持っていること、
それとうまく付き合っていく必要があることを子どもと共に学べたことは、とても大切な経験となりました。

今、娘は大学生になっています。
あれから幾度となく気分が落ち込む時期もありましたが、その都度乗り越え、自分なりのペースで新しい生活を楽しむことができています。

子どもが小さい間は、何かあると原因を探り、解決へ導いてやろうと強く関わってしまいがちですが、
不安改善プログラムでは、あくまで主役は子どもであり、親は後ろで見守っていることで、子どもとの間に適度な距離感を保ち、
しかし同じ経験を共有することで精神的な絆は強くなったと感じました。

教室では、ユーモアを交えて不安のメカニズムとそれを克服するための方法を教えていただき、
娘も精神的に不安定な時期でありながら、習い事感覚で気軽に参加できたようです。

内容のすべてを当時理解できていたわけではないと思いますが、中学生、高校生になってからその時習ったことを親子で会話する場面もあり、
長い目で見て娘の心の成長にとても役立ったと感じています。
Aさんの母親